日々の真摯な仕事の先に新たなステージへのチャンスがある

Y.M (技術職・管理職)

インダストリービジネス事業部
インダストリービジネス2部
2004年入社
2019年2月より産休・育休 2020年7月復職
2022年4月よりマネジャー職
現在2児(4歳の双子)の子育て中 時短勤務

Interview 1

現在の仕事内容はどのようなものですか?

インダストリービジネス2部のマネジャーとしてチームメンバーの管理、個人の担当業務として、自動車会社のお客様のプロジェクトで、予算の申請・確保、WBS(プロジェクトを細かな作業に分解して計画を立てる)、協力会社への発注、課題管理、リスク管理、などプロジェクトの立ち上げからクローズまで全体を管理する仕事をしています。

Interview 2

産休・育休前の状況について教えてください

その頃はまだマネジャーではありませんでしたが、プロジェクトリーダーをしていました。その時の上司に妊娠を告げたところ、「あ、よかったね、おめでとう!」とごく自然に受け入れてくださり、こちらは拍子抜けするほどでした。また出社時間も、「ラッシュは大変だろう」と時差通勤を勧めてくださいました。その後、双子と判明したため、産休が14週前(注 : 通常は8週前)からと、産休に入るタイミングが急に早まりました。その際も、こちらがプレッシャーを感じないように対応してくださり、携わっていたプロジェクトのすべての引継ぎもしっかり行え、私自身も「また戻れるかな」との思いで気負わずに産休・育休に入ることができました。

Interview 3

現在大変なことはどんなことですか?

子ども達が4歳になったので、随分楽にはなりましたが。しかし子どもの体調不良は予測できず、急遽通院に時間を取られるなど、子育て中の皆さんと共通する悩みがあります。ただ、会社のメンバーは理解をしてくれて助けてくれるので、とても感謝しています。また仕事する時間が限られているため「より効率的に、より生産性を高く」は常に課題にしています。

Interview 4

管理職になった経緯は?

育休から復帰し、2年くらいのタイミングでした。上司から「試験を受けてみないか?」と聞かれ、試験は簡単でないし、まだ子どもも小さかったため悩みました。しかし、せっかくのチャンスだと思い、受けることを決心。決めたからには、と早いタイミングで準備にかかりました。この試験は論文を書いたり、プレゼンをしたりという内容で、なかなか大変でしたが、上司も親身になって協力してくれ、無事にクリアできました。

Interview 5

管理職になり変化したことはありますか?

今まで大きくは意識してこなかった「組織目標」を意識しなければならない立場になりました。立場が変わることで、会議が増えたり、関わる人が増えたりするため、自然に視点が変わってきます。それに伴い、組織やプロジェクトを広い視野で全体を見ることが求められます。もっと上の方はその目標を達成すべくしっかりと動いている姿を見ているので、刺激をもらうと共に、まだまだ勉強不足だと痛感しています。

Interview 6

日々心掛けていることはありますか?

常に「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちで仕事に向き合っています。それが仕事のベースです。そのために、日々の一つ一つの仕事に真摯に向き合い、対処する。たとえ小さな仕事であっても、一生懸命に対処していく。その積み重ねがその先の新たなステージのチャンスを招くのだと感じています。

Interview 7

クオリカの魅力を教えてください

就業時間や、就業場所など、多くの社内制度で、自分のライフスタイルに合った働き方ができることはありがたいです。女性は特にライフステージの変化により、左右される面があるので、制度が整っているクオリカはとても働きやすいと思います。また、年次が上がると、マネジメントをしたいか、技術を極めたいか、の選択ができる制度もあり、その人に合った仕事ができることはとても魅力だと思います。

Interview 8

今後の目標について

クオリカの管理職として、部門の目標に対し、どれだけ貢献できるか、ということを追求していきたいです。そのためには次のステップの勉強や、思考に使う時間をとることをしていかなければと思います。またそのためには、次の世代の育成をし、伝えていく、ということが必要になるので、人財育成にも注力していきたいと考えています。

Message

「コミュニケーション力」が大切とは思いますが、最近はより「相手に伝えたいという思い」が大切だと感じています。一生懸命伝えようとすれば必ずその思いは伝わりますので、頑張ってください。IT業界は、コミュニケーションが重要で、どの工程でも人と関わり、話をします。それは「対お客様」だけでなく、社内の開発作業でも、例えば、自分が設計した仕様を、次に作る人に説明する場面が必ず生じます。相手に伝えようという思いを持てる人であれば、文系も理系も関係ありません。お待ちしています。