サービスオーナーとしての責任と、
新しい事業のベクトルを生む役目を担う

S.K (技術職・管理職)

プラットフォームサービス事業部
プラットフォームサービス2部
2006年入社
技術職(インフラ系)
2019年よりマネジャー職

Interview 1

現在の担当業務について教えてください。

今の部署は、コマツ様をはじめとするお客様に提供している、弊社のオンプレミス(自社運用型)のクラウドサービスである「Qcloud(キュークラウド)」の運用や、SaaS、また社内のVDI(仮想デスクトップ)を含めたDaaSの運用をしています。具体的には、保守ならびにアプリケーション開発のさまざまな下支えの業務、またお客様からのお問い合わせの対応など、社内社外ともに業務は多岐にわたります。

Interview 2

プラットフォーム事業の面白さは?

正直に言うと、大変さが先に存在し、その裏側にあるのが面白さ、というものでしょうか。なぜなら、プラットフォームは順調に稼働していることが当たり前であるから。しかし様々な要因で障害が起きた際、その障害をいかに解決するかを詳細に検討し対応します。それにより無事解決に至れば、大きな安堵と喜びに変わります。障害予兆の可能性のある課題をみつけ、事前に対処しトラブルを回避できた時は非常に大きな達成感を得ます。我々の作業一つで、提供しているサービス利用の全てのお客様システムに影響を与えてしまうリスクがある繊細な業務です。チーム全体で緊張感を持ちながら、お客様に寄り添った仕事ができる、というのが面白さなのかもしれません。

Interview 3

管理職という立場での変化

管理職になり、5年目になります。変化は何か、と言えば「責任に対する考え」。「チームを運営する責任」そして、サービスを提供する「サービスオーナーとしての責任」を強く感じます。例えば、VDI(仮想デスクトップ)などは、サービスが止まってしまうと、全社員、仕事ができなくなってしまいます。サービスオーナーの責任は重大だと認識しています。 立場が変わり、社内、社外共に、困ったら私に相談しよう、と思われるような機会が増えました。それは先ほどの「責任」と一体なので、厳しい時もありますし、中にはなかなか大変な相談も結構ありますが、頼られていることを実感し、自身の存在意義を感じられる一コマでもあります。

Interview 4

管理職の仕事の面白さ

自分たちで考え、計画を立てるということはとても面白いことです。例えば、設備投資の計画を立てる。運用部分では、不具合情報によって計画的なパッチマネジメントをする。設置機器が古い場合などは、新機種に入れ替えや、EOS(ソフトのサービス終了)対応をしなければならない。これらのことを部下と、お客様の環境をトータルで考え、プランニングしていくことは、今の立場だからこそできること。またメンバーの育成をすべき立場にあるので、教育の計画や、新しいことへのチャレンジの機会をどう設けるか、など育成面でのマネジメントも求められ、チーム全体を稼働させる面白さがあります。

Interview 5

今後について

世の中の大きな変化の流れに合わせて、現在の事業から、どうベクトルを変えていくか、新しい戦略を練っていかなければ、と思います。高い視座で先を見据え、戦略的思考をし、その指針を部下に示せるようにならねばと感じています。例えば、今後、実際に私の部門でAIが必要かはまだわかりません。ただ、今後の変化に対応していくために普段から広い視野を持ちながら、積極的に取り組む事を大切にしています。10年前は考えられなかったことが当たり前になる世の中ですからね。学ぶべきフィールドは無限です。

Interview 6

クオリカの魅力について教えてください

いい意味で泥臭い、粘り強い、お客様に親身になる、それがクオリカの企業体質で、そこに魅力を感じています。「営業成績の追求」と「数字にならないお客様サービス」というジレンマを抱えつつも、お客様サービスを優先でやってきたからこそ、クオリカの今があるのかもしれないと思っています。今後もその文化を大事にしていきたいと思います。

Interview 7

在宅勤務について

クオリカは会社でハイブリッドな働き方を推奨しているので、全社員、在宅勤務ができます。実際、会社にいてもVDI(仮想デスクトップ)の環境なので、自宅でも、会社でも作業環境に差がありません。私個人は出社の頻度は高いですが、部署も、VDI(仮想デスクトップ)を扱っている以上、リモートを推奨する立場であるので、チームはほぼ100%リモートが可能です。もちろん、顔を合わせる機会も大事にしながら、活用しています。

Interview 8

社内の後輩へエール

ありきたりですが、失敗を恐れず、チャレンジして欲しいな、と思います。年齢を重ねたり、目先の仕事でいっぱいになったりすると保守的になってしまう。でも若手の皆さんのエネルギーで、どんどんチャレンジし、スキルアップをし、チームをボトムアップで盛り上げていってほしいなと思っています。こちらも早くから現場で多くの経験を積めるよう、サポートしていきます。

Message

就活の時点では、業界を絞らず、色々な業界、企業の情報を集めていくことが必要だと思います。その中で、自分に合った会社を選んでほしいなと思います。クオリカは企業風土として、会社の雰囲気も良く、私自身も、先輩社員と懇親会のような場で話をし、入社を決意しました。さまざまな業界をIT技術で支えている、クオリカの取り組みなどを見ていただき、応募してくれたらと思っています。チャレンジを求めるみなさん、お待ちしています。