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JSCASTと技術力をもとにした提案力が高品質で低コストの製品づくりに貢献

製造業 明和化学工業株式会社様

掲載日:2011年07月12日

システム導入のポイント

システム運用による効率的な鋳造工程の実現を目指して

明和化学工業様は1958(昭和33)年に創立以来、押湯保温剤等の専門メーカーとしてこれまで数多くの製品を開発。鋳鉄、鋳鋼、非鉄金属・鋳物業界ならびに特殊製鋼業界に欠かすことのできない高品質の各種押湯発熱・断熱保温剤を製造・販売しています。こうした製品を提供するなかで、同社は技術サービスの一環として、JSCAST(3次元湯流れ・凝固解析システム)を用いた解析をお客様に提供。加えて、難しい課題を抱えるお客様にはJSCASTの販売を行うなど、代理店としても多大なるご活躍をされています。同社の製品は国内シェア約60%。このことを物語るように業界の隅々まで製品は浸透し使用され、国内では約300ヶ所に及ぶ鋳造・製鋼工場で品質向上、原価低減、省エネルギー、さらには公害防止にも大きく貢献しています。
JSCASTの導入は1987(昭和62)年。当時の様子を同社の取締役事業本部長兼営業部長 福井雄亮様は、「それまで他社製ソフトを使用して自社製品を使った工程短縮のためのシミュレーションを2次元解析で行っておりましたが、あまり自由が利かず、自分たちでプログラムをつくろうかと悩んでいました。そうしたなかでJSCASTをテスト導入し他社製ソフトと比べたところ、以前は2週間かかったところ、2日で最適な解析結果を得ることができました。特に、こちらの要望にもしっかり応えるというユーザー対応の良さには驚くほどで、JSCASTの採用を決めました」と語ります。

  メイン工場となる岡山工場   鋳造副資材の製品群  
  メイン工場となる岡山工場                  鋳造副資材の製品群

 
 

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お客様が語るシステム導入の背景

お客様への提案力を支えるために

 

取締役事業本部長兼営業部長 福井雄亮様、代表取締役 伊東正雄様
取締役事業本部長兼  代表取締役
営業部長       伊東正雄様
福井雄亮様

鋳造品を安定して高品質でしかも効率良くつくるためには、複雑な鋳型内の湯流れの過程や凝固プロセス、工数を正確に把握しなければなりません。以前はトライ&エラーを繰り返しながら、熟練者の経験と勘を頼りに鋳造技術の向上を図ってきました。しかし、製造工程によっては表面が硬く、そのため割れが発生するとともに、仕上げも難しくなります。難易度が高い特殊なものでは仕上げ加工に500時間から800時間も必要で、余分な金属の除去作業に相当な工数を要します。弊社製品をご採用いただくと工程の短縮、原価低減、さらに品質の向上が図れるわけですが、お客様への提案には科学的に裏付けのある鋳造方案や鋳造プロセスを提供することがなによりでした。
時代が大きく変わっていくなかで過当競争に勝ち残るためには、高品質な製品の製造や商品開発力ももちろん大切ですが、創立から一貫してきたことは、ものを売るだけでなくお客様に情報を提供し、図面を見せてもらえば鋳造方案に関して的確なアドバイスができるほどに自らを高めることでした。つまり、技術力をもとにしたお客様への提案力と言えます。この取り組みには、以前からの蓄積技術に加え、コンピュータ支援による湯流れ・凝固解析ソフトが欠かすことができませんでした。(福井様)

 

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JSCASTの位置づけと導入の効果

お客様と一体となった高品質な製品づくりを推進。

 

押湯保温材を使用したシミュレーション
押湯保温材を使用したシミュレーション

押湯保温剤の専門メーカーである明和化学工業様は、全国の鋳造・製鋼工場に製品を提供し、お客様に喜ばれる提案力で躍進を果たしてきました。例えば、原価低減策となるシミュレーションでは、自社製品の発熱パッドを採用した方案を提案し、加工費で15%、全体で30%低減するというもの。お客様の抱える問題をJSCASTにより解析し提案。その提案力が評判を呼び、躍進の礎を築いています。
そして、お客様のさらなる要望に応えるためにJSCASTの販売も開始し、代理店第一号となりました。販売先は同社の製品を購入しているお客様が対象で、それは今後の提案の継続を可能とするため。お客様とのよりよい関係のなかで、また代理店の使命として主原料の原価価格の高騰など、お客様が抱える問題が年々ますます厳しくなるなかで、同社ではそれに対してJSCASTを用いて歩留り向上、鋳仕上げ工数の低減、時間短縮などの原価低減策を積極的に提案。お客様と一体となった高品質な製品づくりを大きく推進しています。

技術者育成にも大きく貢献

明和化学工業株式会社における鋳造解析の歴史
明和化学工業株式会社における鋳造解析の歴史

こうしたなかで、同社では営業マンにJSCASTの特別な教育を実施しています。新人は1年間凝固解析、鋳造方案等の技術を学びますが、これは時代の、業界の一歩先を行く技術の習得を目指したもので、“技術力をもとにした提案力”の土台となるものです。
また、「JSCASTは熟練者の技術や経験の継承が難しい時代にあって、若手の技術者にとって無くてはならない必要なソフトなのです」と福井様。同社では従業員は30歳代が中心で、競争力を高めるために若返りが図られています。経験のある技術者と社内交流が盛んな同社にあっても、若手技術者の育成、さらには海外拠点を見越しての現地技術者の教育などに、今後ますます欠かせないツールとなっています。

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クオリカ担当者が語る導入のポイント

パートナーとしての情報提供からサポートの充実までカバー

 

クオリカ西日本事業部JSCAST室 左から主任(営業)の木佐貫新、山下恵里
クオリカ西日本事業部JSCAST室 左から
主任(営業)の木佐貫新、山下恵里

明和化学工業様は、弊社製品のJSCASTの前身であるSOLDIA(ソルディア)時代からのお客様であり、また同時に販売代理店様でもあります。鋳造副資剤の専門メーカーとして同社様では製品を販売する際、技術サービスの一環として、JSCASTによる解析を実施されています。鋳造シミュレーションを行うなかで、もともとは他社製品をお使いになっておりましたが、ユーザー対応と性能の良さでご採用をお決めいただきました。
現在では4セット導入いただき、鋳造プロセスのニーズを先取りするご提案や社内での技術者育成など、鋳造シミュレーションの枠を超えた幅広い用途にお使いいただいております。今後も、品質向上、コスト低減に迅速に対応するシステムとして、最新情報のご提供はもちろん、販売のパートナーとしてサポートの充実を図ってまいりたいと存じます。

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お客様のプロフィール

会社名 明和化学工業株式会社
http://www.geocities.jp/meiwakagaku/
本社所在地 〒540-0012 大阪市中央区谷町2丁目2番20号
創立 1958(昭和33)年
資本金 1,200万円
事業内容 鋳造副資剤の製造・販売

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お問い合わせ先

ITサービス事業本部 製造サービス事業部 製造サービス部
TEL:072-898-8791
FAX:072-840-2164
お問い合わせ

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導入事例

有限会社山崎鋳造様

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株式会社ダイハツメタル様

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