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JSCASTの活用による鋳造製品の軽量化・品質向上・歩留り向上を
実現

製造業 株式会社ダイハツメタル様

掲載日:2015年10月02日

導入企業の概要

 株式会社ダイハツメタル様(以下、ダイハツメタル様)は、1967年に設立され、本社および川西工場(兵庫県川西市)、出雲工場(島根県出雲市)、日野工場(滋賀県蒲生郡)を中心に事業を展開されており、粗材(鋳鉄、アルミ鋳造部品)の受注生産のみでなく加工まで行う「鋳造/加工一貫生産」が行われています。
 主力の出雲工場では自動車と船舶・発電用ディーゼルエンジン用鋳鉄部品を中心に工作機や油圧機器、建機等合計最大約5,500t/月生産しているほか、関西地区では自動車部品を中心としたアルミ部品等の生産が行われています。
 製造している部品の種類も幅広く、1台が最大約25tの鋳鉄部品から1個約50gのアルミダイキャスト部品まで、お客様のご要望に合わせて幅広く対応されています。

 

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システム導入の背景

鋳造の位置付け

 ダイハツメタル様では一部の大型製品を除き、鋳造部品の受注のみでなく機械加工まで加えた一貫生産により、お客様に「より付加価値の高い製品」を、「より短納期」で提供することを目指しています。ここで、鋳造部品の受注生産は事業の軸足と言えます。
 より高品質かつ高い歩留りを目指す鋳造技術の維持向上は事業の基礎、土台ともいえる分野であり、常により優れた新しい技術の導入を図ることは極めて重要です。

 

 ダイハツメタル様では、旧来より様々なCAEの活用による鋳造方案の数値的な評価を重要と考え、活用されてきました。
 ことにJSCASTとの関わりは長く、十数年来のご利用となります。導入した当時はパソコンの性能も低く、ソフト自体もまだまだ発展途上ということもあって制約の多いものでしたが、JSCASTでの解析による鋳造の品質向上に対する有効性は実感されておりました。そのため、以前より島根県産業技術センター様所有のJSCASTを共同利用され開発や方案設計に使用されていました。
近年になり、
 ●形状および品質の面で難易度の高い鋳造製品が増加してきた
 ●自社で開発された高周波誘導加熱装置による押湯加熱方案の検討に非常に有効
等の理由で、JSCASTの利用頻度が高まってきたことから、2013年に再びJSCASTを導入いただきました。
 2014年には「第25回JSCAST ユーザ会」にて先の高周波誘導加熱の押湯方案の検討についてのユーザ事例をご発表いただくなど、非常に有効に活用いただいております。

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JSCAST導入後の効果

JSCASTの活用による軽量化・品質向上・歩留り向上

 ダイハツメタル様では主に、
 ●新規受注品の鋳造方案の設計
 ●量産中の製品の更なる不良率の低減や歩留り向上
にJSCASTを使用されています。
 また、ダイハツメタル様独自技術の高周波による誘導加熱で押湯体積を激減させる方案のシミュレーションについては、JSCASTは鋳鉄のみでなくアルミ材、銅合金、高合金鋳鉄等にも非常に有効に使えることが、これまでの実用で確認できました。
 最近では、鋳枠内の放置時間と鋳鉄粗材の冷却温度の関係や、特に薄肉鋳鉄の「割れ」に影響する凝固完了時の温度勾配の評価等にもJSCASTを使用されることがあります。

 JSCASTによる評価の優れた点は、鋳造に関わる多数の材料物性のデータを基に、複雑な製品形状に対して湯流れ(流体)、凝固(伝熱等)の計算を行い、得られた鋳造性に関わるパラメータを数値で比較できることにあります。
 一方、シミュレーションといえども実際の鋳造の物理現象を100%正確には再現できてはいないため、過去に現場で得られた知見と照らし合わせた上で、計算結果を評価、判断することも重要です。
 JSCASTのシミュレーションにより、過去では“感、コツ、経験”のみで得られ且つ踏襲された分野を科学的に裏付けた上で、新たな“感、コツ、経験”として技術者や現場の担当者にフィードバックできるようになり、JSCASTは有効に活用できると実感されています。
 このような方法で蓄積された技術力は、品質やコスト、更には鋳造の立場から見た製品形状の提案等、多岐の方面かつ総合的な活用ができるものだとダイハツメタル様は考えられています。

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お客様のプロフィール

お客様ロゴ
会社名 株式会社ダイハツメタル
http://www.d-metal.co.jp/
本社所在地 兵庫県川西市東久代2丁目1-13
導入事業所 出雲工場(島根県出雲市)
創立 2005年2月
(旧ダイハツ金属工業(株)[1967.11月~]と、
 旧諏訪工業(株)[1973.11月~]が合併)
資本金 2億500万円
事業内容 自動車用の鋳鉄・アルミ鋳造部品(鋳造、加工)、舶用・発電用ディーゼルエンジンの鋳鉄部品(鋳造、加工)、工作機、油圧機器、建機、農機等の一般産業用鋳物部品

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お問い合わせ先

製造サービス事業部 製造サービス部
TEL:072-898-8791
FAX:072-840-2164
お問い合わせ

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