ホーム導入事例古河ユニック株式会社

トラック搭載型クレーン国内最大手の古河ユニック様がCSS-Netを導入。

建設機械製造販売業 古河ユニック株式会社様

部品カタログとマニュアルの電子化により顧客との業務情報の共有が可能となりコミュニケーションロスの低減、対応の迅速化、顧客満足の向上を実現。

掲載日:2015年03月31日

導入ポイント

1.課題・1製品700冊に及ぶ膨大な資料を印刷、製本、発送するのにコストと手間がかかる
・設計変更などを伝達する追加資料を送付しても放置、紛失され更新されない
・更新されていない改訂前の部品カタログを用いた結果、誤発注が生じてしまう

2.目標・部品カタログとマニュアルの電子化による時間とコストの削減
・最新の資料を共有し部品の受発注に関する意思疎通の齟齬を防止
・建設機械大手が採用している信頼できるシステムの導入

3.成果・資料の電子化を着実に実現し、常に最新の資料を共有
・部品番号はクリック一つで選択・リスト化が可能なため受発注を容易化するとともに、
 転記ミスによる誤発注を防止
・修理リードタイムの短縮により顧客満足度が向上

導入企業の概要と課題

一つの製品で700冊に上る膨大な資料

古河ユニック株式会社(以下、古河ユニック)は、トラック搭載型クレーンの国内シェア50%を誇る総合機械メーカーです。建設現場などでよく見かけるトラック搭載型クレーン(弊社商品名:ユニッククレーン)を日本では「ユニック」と通称されるなど、建設業界では抜群の知名度を誇ります。古河機械金属グループの中核事業会社として、様々な大きさのユニッククレーンを中心に、幅広いユニック製品を製造、販売しています。
「近年では省エネ、低騒音のユニック製品を業界に先駆けて展開し、特に住宅街の建設現場で低騒音の機能が評価されています。ラジコンによる遠隔操作も30年以上前に導入し、作業の効率化、人員削減に寄与しています」と、サービス部技術サービス課主任技師の入口孝弘氏は話します。
古河ユニックがCSS-Netを導入したのは2004年です。導入以前は部品リストやマニュアルといった資料は全て印刷、製本。ユニッククレーンなどに故障が生じた際に修理対応するサービス工場、製品及び部品の販売会社に無償送付していました。しかし、資料はそれぞれの製品に対して実に700冊程度にも上ります。全ての製品に換算すると膨大な数量となり、製本して発送する作業にコストや手間がかかることが課題でした。さらに資料の管理面でも問題が生じていたと、サービス部部長代理兼技術サービス課長の富澤武氏は指摘します。
「製品の設計が変更されたり、資料に記載ミスが見つかったりした時に、追加や差替えの資料を送付するのですが、サービス工場や販売会社ではそれらの資料がうまく伝わらず、資料が生かされないこともありました。重要な更新情報が伝わらなければ修理の作業に支障が生じることもあります。あるいは誤発注も発生しやすくなります。実際に、改訂前のパーツリストを使って発注して誤った部品を取り寄せてしまい、再発注を余儀なくされるケースもありました。」

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CSS-Netの評価ポイントと導入の経緯

建設機械大手が使うシステムへの信用性

サービス部技術サービス課主任技師の入口孝弘氏

2004年ころから、古河ユニックでも部品カタログやマニュアルを電子化し、印刷物の配布による弊害を打破することが検討され始めます。数あるシステムの中で、果たして何を採用すべきか――。同社が着目したのは、先駆的な取り組みに常に挑戦している建設機械大手のコマツが使用しているシステムでした。
「コマツではCSS-Netを導入し、他社に先駆けて電子カタログ、電子マニュアルを展開することによって、効率化、迅速化に成功していました。コマツが採用し、日々のアフターマーケットビジネスで実績を積んでいるという“信用性”が、大きな判断材料になったことは確かです。そうした背景から、CSS-Netであれば同じ建機業界を主領域とする当社にも最適であると決断し、導入に踏み切りました」(富澤氏)。
部品カタログやマニュアルの電子化導入は、顧客にとっては大きな方針の転換です。「けれども、印刷物に比べて便利になり、ロスも防げることは明白。メーカーとしては顧客をリードし、電子化に誘っていく責務があると感じていました。その使命感も導入を後押しした一因です」(入口氏)。
現在、古河ユニックではCSS-Netによる部品カタログを有償で提供しています。顧客であるサービス工場や販売会社の大半がCSS-Netを日常業務に活用してる状況です。「有償でも利用する価値があると感じていただけるように、更新頻度を高め、資料の内容も充実させています」と、富澤氏は話します。

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導入後の効果

誤発注などトラブルの未然防止に大きく貢献

導入前、顧客であるサービス工場からの部品発注のプロセスの一例は次の通りでした。まず、ユニッククレーンを使う建設会社などからサービス工場が故障の連絡を受けます。サービス工場は工場内で故障個所を診断し、印刷物のカタログでページを繰りながら部品番号を調べて伝票に手書きし、FAXで発注書を送付したり、電話で古河ユニックの部品課の担当者に連絡したりして、ようやく発注が完了。時間も人的コストもかかる作業でした。
しかし、CSS-Netを導入してからは、故障診断は電子マニュアルのWebサイトを活用することでスピード化。部品の特定では電子部品カタログのWebサイトにアクセスし、パーツ名を入力して検索すると、該当する部品番号が瞬時に表示されます。また部品番号をクリックして選択するだけで発注リストを作成することが可能。誤記を防ぐことができます。
サービス工場側は常に最新の電子部品カタログを確認できるので、以前のような誤発注の問題も解消されています。サービス工場が修理内容を古河ユニックの担当者に電話で相談する際も、最新の資料をCSS-Net上で共有しながら話し合えるので、意思疎通の齟齬の防止に役立っています。
サービス工場などからCSS-Netに搭載している資料の誤りを指摘されることもあるそうです。その場合は担当者が各方面に確認を取り、指摘が正しければ即座に修正します。「電子データでなければ不可能なこと。ミスがあってもすぐに修正できれば顧客の納得が得られ、トラブルを未然に防ぐことにもつながります」(富澤氏)。

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今後の展開

海外でのアフターサービスの展開にも貢献

サービス部部長代理兼技術サービス課長の富澤武氏

古河ユニックは近年海外展開に注力し、事業の海外比率の向上を目指しています。タイ工場の生産設備を増強し、世界戦略製品の拠点とする計画です。積極的な海外展開に伴い、CSS-Netを活用して海外向けの資料も提供しています。
「古河ユニックは製品を売りっ放しにせず、販売後もきめ細かいアフターサービスを提供できることが強み。それは海外の競合他社との差異化につながり、争いに勝つための大きな武器になります。海外版のCSS-Netが、東南アジアやその他の欧米諸国でも、精度の高い、迅速なアフターサービスの展開に資することを期待しています」(富澤氏)。

 

佐倉工場で製造している主力製品のトラック搭載型クレーン「ユニッククレーン」

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お客様のプロフィール

古河ユニック様ロゴ
会社名 古河ユニック株式会社
所在地 東京都中央区日本橋1-5-3
創業 1946年(昭和21)4月
資本金 2億円(古河機械金属(株)全額出資)
営業内容 ユニッククレーン、ユニックキャリア、ユニックパル等、ユニック製品の製造及び販売
関係販売会社
事業所
全国 約40ヶ所
指定サービス
工場
全国 約400ヶ所

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お問い合わせ先

営業統括本部 サービス営業部
TEL:03-5937-0741
FAX:03-5937-0803
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