仮想デスクトップソリューション「Thin Office」を自社で活用VDI端末としてデル・テクノロジーズの
シンクライアントを全面採用

アフターコロナ時代に
フィットした
働き方と
環境づくりを追求

ー不自由なくテレワークで作業できる環境作りをー

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Thin Office VDIThin Office VDI

テレワーク時代の働く仕組みに、革命を。

クオリカは、ワークスタイルを変える
仮想デスクトップソリューション
「Thin Office」で
有事にも強いフレキシブルで
高効率な働き方を実現いたします。

導入の背景

2011年東日本大震災をきっかけに
BCP対策としてVDI環境を自社内導入

導入の背景1

当社では、2011年の東日本大震災をきっかけに自社の業務環境を見直し、12月の本社移転に合わせ業務システム基盤をVDI環境へと移行しました。その基盤を土台にしたDaaS(Desktop as a Service)ソリューション(クラウド型デスクトップサービス)「Thin Office VDI」の外販を2012年9月から始動させています。

Thin Office VDIの特徴
– テレワークの課題や問題点を解決できる –

Thin Office VDIは、働き方改革を支援するソリューション「Thin Office」の中心を成すサービスです。

サービス提供の基盤であるVDI は、BCP 対策と強固なセキュリティで保護されたデータセンターに集約され、基盤の運用管理はクオリカが一手に担います。

そのため、お客様は、サーバーやストレージの導入・運用管理にコストや労力をかけることなくVDI をサービスとして手軽に、かつスピーディに導入し、使用できます。

導入の背景2

また、クラウド型サービスのため、アクセスする場所は基本的に問われません。実際、ThinOffice VDIのオプションを使うことで、海外を含む出張先や外出先、自宅などから、VDI環境へのアクセスが可能です。

これにより、ユーザー企業の従業員の方は、自分が最も効率的に仕事がこなせる場所を選び、働けるようになります。加えて、感染症のパンデミックや地震などの災害によって、オフィスへの立ち入り/出勤が困難になった場合でも、テレワークによって業務を継続することができます。

導入の背景3

もちろん、VDIの機能により、利用者端末へのデータの保存はもとより、画面キャプチャ、印刷など、情報漏えいの原因となる機能の抑止を実現できます。

そして、Thin Office VDIのもう一つの特徴は、当社が自社内で活用している環境でもある点です。

Thin Office VDIは、当社の従業員約1,200人が日々の実務で使用しているのと同じデータセンターからサービスを提供しています。そのため、非常に高いレベルのネットワークパフォーマンスとセキュリティ、利便性を享受いただけます。

VDI導入で、働く場所に捉われない
事業継続が可能に

クオリカがVDIを社内に導入したそもそものきっかけは、2011年3月の東日本大震災の発生でした。

大震災によって、オフィスに設置していたIT機器が打撃を受け、発生後 2週間は、お客様へのサービス提供が低下する状況に陥りました。この経験からオフィスがダメージを受けた際に、どこからでも業務が継続できるよう、業務データを含む全ての ITリソースをデータセンターに集約する方針を打ち出しました。

導入の背景4

このIT基盤改革の方針を別の言い方で表現すると、「ITリソースを持たないオフィスの実現」となります。この方針の下、VDIの導入となりました。

VDIによって、デストップOS、アプリケーション、業務データの全てがデータセンター(サーバー)に集約されるため、クライアント端末VDIを導入した当初から、社内の業務端末は全てシンクライアント端末で統一してきました。

導入の背景5

VDIとシンクライアント端末のコンビネーションは、オフィスの机上にゆとりを生みました。また、23インチモニターを全面採用したことでペーパーレス化も進み、プリンター(複合機)の設置台数の大幅な削減につながりました。

さらに、オフィスの消費電力についても業務端末としてパソコンを使っていた当時に比べて大幅に低減させることに成功しています。

テレワーク時代へ

ニューノーマルな働き方に向けて

執行役員CTO イノベーションテクノロジー本部長 坪口 智泰

クオリカ株式会社
執行役員CTO
イノベーションテクノロジー本部長
坪口 智泰

「この一年の間で、”働く場所”の捉え方がで大きく変化しました。従来の”場所”に合わせた働き方から、”人”それぞれの働く環境に最適なITデバイスやセキュリティを組合せるニューノーマルな働き方を目指した取り組みを推めています。

その当社自身の取り組みがモデルケースとなり、ThinOfficeのビジネスでは、お客様の働き方改革に資する ITソリューションを提案・提供するというスタンスをとっています。日々社内で活用し、性能・機能を確認した製品をお客様にお勧めしています」(坪口)

導入の効果

端末のセキュリティ対策から
セットアップ・配布・
設置・運用管理に
要する工数を大幅に低減
クオリカ株式会社 プラットフォームサービス事業部 プラットフォームサービス推進室長 小渕 崇

クオリカ株式会社
プラットフォームサービス事業部
プラットフォームサービス推進室長
小渕 崇

現在、当社では1,000 台強の デル・テクノロジーズ社のDell Wyse を導入しています。

効果の一つは、Dell Wyse ThinOSの採用で、端末の強固なセキュリティを、手間をかけずに確保できるようになったことです。
「VDIによって、デスクトップOSをサーバー側に集中化させる利点の一つは、セキュリティを確保する手間を大きく減らせることです。その利点を最大限に活かすには、シンクライアント端末のセキュリティ強度が最高レベルでなければなりません。その点で、Dell Wyse ThinOSはまさに理想的なシンクライアントOSと言えるでしょう」(小渕)

また、ゼロコンフィグレーション機能などにより、端末のセットアップ(構成)・配布・設置・運用管理の工数も大幅に低減されています。

「当社では最近、VDI環境を一層強化する目的で基盤を配置するデータセンターを変えましたが、それに伴うシンクライアント端末の設定変更も、管理サーバーを使った集中オペレーションによって、きわめて短時間で完了できました。このようなことは一般的なPCをVDI端末として使っている場合には、ありえないことです」と、坪口は指摘します。

加えて、OSのサイズが小さく、起動・シャットダウンのスピードも高速です。

「朝に出社して会議まで15分ぐらいしかなかった場合も立ち上げが一瞬で済むので、わずかな時間でも有効に活用できます。また、仕事の終わりにはテレビのスイッチを切るような感覚で電源を落とせばいいだけです。

しかも、頑丈で故障率が非常に低く、導入からの約2年間、機器のトラブルによって業務に支障をきたすようなことはありませんでした」(坪口)

テレワーク時代へ1

今後の展開

テレワーク時代に
強力なセキュリティで安心を
テレワーク時代へ2

今後、社内のVDI環境やThin Officeソリューションの強化に向けて、坪口は以下のように語ります。

「Thin Officeのソリューションも、社内のVDI環境も、これからは、アフターコロナの時代を見据えた新しいコンセプトの下で強化を推し進めていく方針です」

クオリカではコロナ禍対策として2020年3月末から全従業員を対象にした在宅勤務の体制にスムーズにシフトしました。また、体制の切り替え後、従業員にアンケートをとったところ、多くが「在宅勤務への移行で生産性が向上した」と答えています。

「アフターコロナの時代では、テレワークが働き方の当たり前の選択肢になり、端末のセキュリティと管理をより徹底することが必要になるでしょう。社内のVDI環境も、Thin Officeのソリューションも、新しいコンセプトの下で強化を推し進めていく方針です」(坪口)

テレワーク時代に、強力な戦力となるThin Office のサービスを、ぜひご使用ください。

テレワーク時代へ3

サービスソリューション

ワークスタイル改革へ、進化のその先へ。
場所を選ばない、あらゆる働き方を実現できます。

テレワーク時代に、
快適なスピードと堅牢なセキュリティ体制を。

テレワークの導入は
ソリューションと実績のクオリカへご相談ください。

自社内
導入

所在地

東京都新宿区西新宿8-17-1

設立

1982年(昭和57年)11月1日

資本金

12億3,460万円

事業内

IoT、クラウドサービス、業務用システム開発、
パッケージソフト開発・販売、情報端末製造・販売、
システム運用管理、基盤構築サービス

クオリカ株式会社

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