※株式会社リクルート キーマンズネットに 2011 年 04 月 20 日に掲載された記事より転載
     掲載されておりますサービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。


掲載日: 2011/04/20

クオリカ
導入も運用もカンタン&低コスト これからは“クラウド”で生産管理!/AToMsQube

 生産拠点及び調達拠点のグローバル化、製品ライフサイクルの短期化など、製造業を取り巻く環境は、大きく変化しています。こうした中で、原価削減や在庫適正化、リードタイム短縮といった様々な課題に対応していくために、これまで以上に重要となるのが、製造業務の更なる効率化を実現する生産管理システムです。しかし、特に中堅・中小規模の製造業では、既に業務の実態と乖離しつつある数世代前のパッケージや手組みのシステムを、老朽化したハードウェア上で使い続けているケースも少なくありません。
 とはいえ、新たなパッケージを導入してシステムを刷新するには、膨大な初期投資が必要です。また、導入後の運用・メンテナンスも、リソースの限られている中堅・中小ユーザにとっては大きな負担となります。そこで、今回おすすめしたいのが、自社でのシステム構築やメンテナンスも不要で、月額制で利用できる“クラウド型”の生産管理システム「AToMsQube」です。







 クオリカの「AToMsQube」(アトムズキューブ)は、製造業の中核業務である生産管理を包括的にサポートする、完全Web対応の生産管理システムです。特に、機械系・輸送機器系の組立加工型製造業に適しており、受注出荷管理・生産計画・資材所要量計画・購買管理・工程管理・在庫管理など、生産管理システムに必要な機能を包括的にカバーしています。
 その最大の特長は、「個別導入(SI)型」と「クラウド型」という、2種類のシステム提供形態が用意されていること。今回は特に、以下のような悩みを抱える中堅・中小規模の製造業ユーザに最適な、クラウド型AToMsQubeを中心に紹介します。


このページの先頭へ


 クラウド型のAToMsQubeなら、導入時に高額な設備投資や自前のシステム構築も必要ありません。システムを“所有”するのではなく、インターネット経由で必要な機能を“利用”するという形態なので、インターネット接続環境とPC(ブラウザ)だけで生産管理システムを使うことができます。
 そのため、いわゆる「システム導入」も簡単。ある程度のデータ移行やエンドユーザ教育などを含めても、2〜3ヵ月程度(※1)の準備期間で、早期にシステムを導入可能です。
 本番稼働後は、固定の月額料金(25万円〜 (※2))のみで、自社専用の生産管理システムとしてAToMsQubeを利用可能。この料金には、24時間365日の障害監視や日時データバックアップ、ヘルプデスク対応(平日8:00〜17:00)などのサポート費用もすべて含まれているため、トータルの運用コストを大幅に削減できます。

※1:データ移行やカスタマイズの要件により異なります。

※2:1サイト20ユーザまで。


このページの先頭へ


 クオリカの前身は、大手建設機械メーカー・コマツの情報システム部門。現在はITホールディングスグループの一員であり、特に製造業の現場に精通したソリューションプロバイダとして知られています。
 AToMsQubeには、クオリカがこれまで数々の製造業向けシステム構築や運用業務で培ってきた豊富なノウハウが随所に活かされています。例えば、一般的な生産管理パッケージの多くは、MRP管理と製番管理のいずれかに特化したものですが、AToMsQubeでは両方の方式に加え、MRP・製番混在型の管理にも対応。自社の生産形態により適した、きめ細かい管理が行えます。
 また、個別導入型ではもちろんのこと、クラウド型であっても、帳票などについては柔軟に個別カスタマイズに対応します。

 AToMsQubeは、日本語、中国語、英語の3ヵ国語を標準でサポート。海外の工場・拠点でも利用できます。
 特に、日本企業の工場進出が年々増加している中国においては、上海のデータセンタにクラウドサービス用のサーバを用意し、現地進出企業向けのサービスもスタートしました。もちろん、電話やメールによるQAサポートは、日本語及び中国語に対応しています。
 なお、クラウド型AToMsQubeは、2011年3月時点で既にコマツの協力企業3社に導入されており、そのうちの1社は中国現地法人での採用となっています。


このページの先頭へ


 製造現場でストレスなく操作できるように、AToMsQubeは、特に「使いやすさ」「分かりやすさ」を重視したインターフェース設計となっています。
 例えば、業務上よく利用する操作はファンクションキーで対応可能となっており、ユーザは最小限のマウス操作で迅速に必要な処理を実行できます。また、受注一覧をはじめとする各種一覧画面では、ドラッグ&ドロップ操作で表示列順を並び替えたり、必要な表示対象列を選択して他は非表示にするなどのカスタマイズが可能。画面情報はユーザIDごとに保存されるので、常に自分専用の使いやすい画面レイアウトで操作することができます。

 更に、工場内での利用を想定し、視認性に配慮した大きなフォントサイズでの画面を用意。タッチパネル操作にも対応しており、工場内での工程実績入力などにおすすめです。

※推奨機種:
WebLight(クオリカ製)


このページの先頭へ


 「インターネットに接続可能な環境なら、場所を問わずにアクセスできる」というクラウドの特性を活かし、管理者や経営者は、例えば会議室や出張先でも、現場の製造実績状況や在庫状況などの各種情報をリアルタイムで確認できます。
 また、AToMsQubeでは、主要データについて標準でCSV形式でのダウンロード機能を装備。リアルタイムでの「見える化」に加え、このCSVデータを有効活用して、在庫推移などの把握や各種分析などに役立てることができます。
 なお、逆に主要データを大量に追加する際などは、Excelで作成したCSV形式のデータをアップロードして一括投入することも可能です。


このページの先頭へ


 クオリカでは、自社で運用するクオリカデータセンタ(国内)にて、エンタープライズ用途のIT基盤として耐え得るサーバリソース提供と運用サポートをセットにしたクラウド(IaaS)サービス「Qcloud」を展開しています。AToMsQubeは、このQcloudの基盤上で提供されるSaaSサービスです。
 クラウドサービスでは大事な基幹データを預けることになるため、やはり実際のデータの所在や運用体制が気になるところ。その実態が “雲の中”のように不明瞭な状態では困ります。その点、AToMsQubeは、クオリカの強固なデータセンタと長年のインフラ運用経験に支えられた、「顔の見える」クラウドサービスなので安心です。
 また、インフラ、アプリケーション、運用の各サービスをすべてクオリカが一貫して提供する体制なので、サポート窓口が一本化できるというメリットも。特に、障害時の切り分け・対応などはクオリカ内で完結できるため、万一のトラブル発生時も迅速に問題解決を図れます。

 

 今回はAToMsQubeについてクラウド型を中心に紹介してきましたが、業務に合わせてきめ細かくカスタマイズしたい場合や、大規模環境で様々な既存システムとのインターフェース連携が必要な場合、更にはシステム開発用のフレームワークとして流用したい場合などは、やはりクオリカのSIによる「個別導入型」がおすすめです。
 なお、クラウド型の稼働環境はLinuxベースとなっていますが、個別導入型なら、例えばWindows・IBM AS/400(IBM i)上で稼働させたり、データベースにDB2を使うなど、様々なプラットフォームでAToMsQubeを導入できます。


このページの先頭へ


製品・サービスの取扱い企業


クオリカ株式会社
住所:〒135-0016 東京都江東区東陽5-29-15
TEL:03-5857-8152
FAX:03-5857-8168
URL: https://www.qualica.co.jp/

日本アイ・ビー・エム株式会社
URL: http://www.ibm.com/jp/


掲載企業


クオリカ株式会社
住所:〒135-0016 東京都江東区東陽5-29-15
TEL:03-5857-8152
FAX:03-5857-8168
URL: https://www.qualica.co.jp/

詳しい資料をチェック!