2012年10月30日
報道関係各位
クオリカ株式会社
ITホールディングスグループのクオリカ株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西田光志)は、Windows Embedded Standard 7搭載の業務用タブレット端末「WebLightTab(ウェブライトタブ)」を、2012年11月より販売開始することを発表します。
クオリカは2000年より据置型タッチパネル情報端末「WebLight」シリーズを発売し、製造業、外食産業、小売専門店業界、自治体を中心に累計約55,000台導入しています。
今回発表するWebLightTabは当社初のタブレット型情報端末で、オンキヨーデジタルソリューションズ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:菅 正雄)が開発したハードウェアにWindows 7ベースの組み込み用OS Windows Embedded Standard 7を導入したモデルです。
昨今、多くのタブレット端末が発売されていますが、AndroidやiOSなど企業が業務で使用しているWindows PCとは異なるOSを使用しているため、Windowsベースの業務用ソフトウェアを利用するには、別途端末用にカスタマイズする必要がありました。
WebLightTabでは、Windows Embedded Standard 7を採用しているため、多くの企業で利用されているWindowsの業務用ソフトウェアをタブレット端末でも、そのまま利用可能としました。また、利用するソフトウェアを制限する機能を備えており、コストを抑えながらも、高レベルでのセキュリティを確保しています。
クオリカは、自社開発の製造業向け生産管理システム「AToMsQube」や外食産業向け営業支援システム「TastyQube」、小売業専門店業界向け営業支援システム「SpecialtyQube」との組み合わせや、タブレット端末自体の持ち運びが簡単で、かつ多人数で画面を見やすいといったメリットを生かし、以下のようなシーンでのWebLightTabの利用方法をお客様に提案していきます。
• 作業現場でのマニュアル・図面・作業指示書の参照、実績収集・作業報告などの作成、データ入力
• 外食産業・小売専門店のPOS
• アパレルショップのコーディネート、ヘアサロンでヘアスタイルのシミュレーション
• 医療現場でのカルテ等情報参照・遠隔医療
• 外出や出張先での業務・TV会議実施
【WebLightTabの主な特長】
1.組み込み版Windowsの採用
組み込み版OSである、Windows Embedded Standard 7の採用により、Windowsで自社用にカスタ
マイズしたソフトウェアを含め、豊富な業務ソフトウェアを利用することが可能です。
また、特定のプログラムのみを実行できようにする、またはできないようにする「AppLocker」機能を
標準 搭載しているので、業務に不要なプログラムの実行などを制限でき、システムのセキュリ
ティレベル向上およびシステム管理コストの低減が図れます。
2.現場での活用を想定した入力デバイス
製造現場医療現場での使用を想定し、通常の素手によるタッチ入力のほか、入力デバイス
として電磁ペンを標準装備し、手袋をした状態でも操作可能にしました。利用シーンに応じた
使い分けが可能です。
3.業務用ソフトウェアを快適に利用できる高い基本性能
CPUにIntel AtomZ670を採用し、ストレージにSSDを使用するなど、Windows上で快適に
業務用システムを利用できる高い基本性能を備えています。
4.利用シーンに合わせたオプション
移動しながらの作業に便利な肩掛けソフトケースやキーボード利用を可能にするドッキングステーション、
Bluetoothキーボードなどをオプションとして用意しています。
【販売価格および出荷開始時期】
【販売目標】
初年度1,000台
≪WebLightTabのイメージ≫
添付資料
【主な仕様】
1.ハードウェア
2.ソフトウェア
※ 本製品は2014年 4 月をもちまして販売終了とさせていただきました。
お問い合わせ先
報道関係からのお問い合わせ
担当 : クオリカ株式会社 経営企画部 増田省吾
TEL : 03-5937-0710
FAX : 03-5937-0800
サービス・ソリューションに関するお問い合わせ
担当:クオリカ株式会社 テクノロジーインサイド事業推進室 林 正雄
TEL : 03-5937-0761
FAX : 03-5937-0802
weblight@qualica.co.jp