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クオリカ、興和工業所の中国 山東工場にクラウド型生産管理システム「AToMsQube」を導入

2011年06月17日

報道関係各位
クオリカ株式会社

 ITホールディングスグループのクオリカ株式会社(本社:東京都江東区、社長:西田光志、以下クオリカ)は、株式会社興和工業所(本社:名古屋市瑞穂区、社長:六車壽夫、以下興和工業所)の中国・山東工場「興和(山東)機械有限公司」に、クオリカのクラウド型生産管理システム「AToMsQube(アトムズキューブ)」を導入し、稼働開始したことを発表します。この度の導入は、中国における「AToMsQube」の初の事例となります。

 昨今の中国における建機需要の拡大に伴い、建設機械用部品を生産する興和工業所も海外事業を拡大すべく、コマツ向けの建設機械用部品の製造拠点として中国に興和山東工場を新設、新工場の生産管理システムとしてクオリカのクラウド型生産管理システム「AToMsQube」を導入しました。


■AToMsQubeの詳細
 「AToMsQube」は、製造業の中核業務である生産管理機能を包括的にサポートする完全Web対応の生産管理システムです。特に、機械系や輸送用機器系の加工組立型製造業に適しており、受注出荷管理・生産計画・資材所要量計画・購買管理・工程管理・在庫管理など、生産管理システムに必要な機能を包括的にカバーしています。
さらに月額制のクラウド型サービスでも利用可能なため、初期導入コストを抑え短期間でのシステム導入をご希望のお客様に最適なシステムです。

AToMsQubeロゴ

URL:https://www.qualica.co.jp/products/manufact/atomsqube
※ AToMs:Advanced Total Manufacturing system 

<株式会社興和工業所 六車壽夫社長からのコメント>
『山東工場用の生産管理システムを選定していた際、クオリカより「AToMsQube」を提案いただきました。部品加工に適した機能構成、クラウド対応による短期間かつ低コストによるシステム導入が可能な点、多言語対応による現地中国人職員へのスムーズなシステム展開と教育に期待できる点などを評価し、山東工場への「AToMsQube」導入を決定しました。』


<「AToMsQube」選定の理由>
1) 部品加工に適した機能構成と海外工場への導入
  中国工場の建設と並行した短期間でのシステム導入計画であったが、中国語マニュアルや現地教育サービス
    提供などの充実したサポートにより、中国での短期導入が可能であった。また、部品加工に適した
     システム機能構成。
2) 月額制クラウド型サービス
  月額制サービスによる導入一時費用の低減、また自社によるシステム管理の負荷軽減。
3) 通信コスト低減
  SSL対応により安心してインターネット経由で利用でき、通信コストの低減が可能。
4) 現地職員の教育が容易
  多言語対応の「AToMsQube」は、ユーザ毎に使用する言語を自由に切替えることが可能。現地採用の
     中国人職員へのシステム展開と教育がスムーズに。
5) ヘルプデスクを標準設置
  ヘルプデスク対応が月額費用に含まれており、システム稼動後のサポートも安心。
6) 会計システム連携
  工場内に設置の会計システムサーバー(用友)と「AToMsQube」間のインターフェース機能を実装可能。
7) マルチサイト対応
  マルチサイト対応システムのため、将来の工場拡大や工場間連携にあらかじめ対応しやすい機能構成。

<「AToMsQube」導入による期待効果>
1) 生産業務の標準化
  日本の製造業のノウハウが盛り込まれた生産管理システムを導入する事により、日本と中国の
     業務標準化を実現する。
2) 海外生産における、調達・生産状況のみえる化
  インターネット経由により、どこからでもログインが可能なため、海外オーダーのステータスや変更履歴、
     在庫状況などを即座に把握することが可能となる。
3) 内部統制の確保
   内部統制上の監査が容易となり、中国においても日本同等の安定した工場の運営が可能となる。

 
「AToMsQube」興和山東工場システム概要 
AToMsQube System Structure

「原価管理」は、標準機能として8月リリース予定。今後もシステムの適用範囲の拡充と共に、安定した業務の定着化を目指します。

 
<AToMsQubeの今後の展開について>
 クラウド型「AToMsQube」は、機械部品メーカーや電装部品メーカーなど、7社、中国では4社への導入が決定しています。
 また、6月には、サプライヤー向けの「WebEDI」機能が追加され、今後さらに多くの企業のニーズにお応えするべく、本年夏には鋳造業向けの「鋳造オプション」もリリース予定です。
クオリカは、今後コマツ協力企業をはじめ、各社サプライヤー企業群のニーズにお応えしてまいります。

  ■株式会社興和工業所の概要  URL:http://www.at-kowa.co.jp

所在地 名古屋市瑞穂区二野町2-28
代表取締役社長 六車 壽夫
資本金 3億8197万円
従業員数 928名(2011年3月現在)
売上高 254億円(2011年3月期)
創業 1947年2月
事業概要 溶融亜鉛めっきを主体とする各種表面処理を基軸に、金属の加工分野である機械加工、プレス、板金、溶接、さらに組み立てまで事業領域を押し拡げ、11工場がそれぞれ独自のテクノロジーを磨くとともに総合力を結集し、さまざまなニーズにお応えしています。

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sales_atoms@qualica.co.jp