株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:長谷川一行 以下、アドバンスト・メディア)とクオリカ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:西田光志、 以下、クオリカ)は、日本で初めて通話内容における不要語・不要センテンスを抽出、分析、削除する「話しことば要約システム」を開発しました。このシステムは2008年10月に富士フイルム株式会社「お客様コミュニケーションセンター」の応対内容分析システムに試験的に導入されました。
昨今、コールセンターにおいて、リスク管理、コンプライアンス強化、応対品質の向上に対するニーズが顧客から多く寄せられるなか、音声認識技術を用いた通話内容のテキスト化に対する要望は、ますます高まっていました。
そのような状況のなか、富士フイルム株式会社に、コールセンターにおいて、高い認識率を誇るアドバンスト・メディアの音声認識技術AmiVoice®とテキストマイニングをベースとしたクオリカの不要語分析・抽出技術が高い評価を頂き、富士フイルム株式会社の「お客様コミュニケーションセンター」に採用されました。
従来、音声認識技術を用いての通話内容テキスト化は、分析に不要な「えーと」「そのー」「あの」などの言い淀み、分析に不要な不完全な発話などのセンテンス「毎度ありがとうございます」「わかりました」等もテキスト化していました。 当システムは、クオリカのテキストマイニングツールVextMinerを用いて、不要語・不要センテンスを分析、抽出し、独自のノウハウで削除し、必要な部分のみを残すシステムです。以前は、手作業により不要語・不要センテンスを分析・抽出していたので膨大な時間がかかっておりましたが、これにより、カスタマーとオペレータの会話やカスタマーの要望(VOC:Voice Of Customer)を的確に分析することが容易となりました。
アドバンスト・メディアとクオリカは、今回の納入を皮切りに、今後も「話しことば要約システム」を様々な業界へ普及・拡販を目指します。
本システムは2008年11月13・14日に東京 池袋で開催されるCRMデモ&カンファレンス(URL:http://www.callcenter-japan.com/)にて展示いたします。
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以上
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【システム概要図】

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【抽出結果イメージ】

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【会社概要】 <株式会社アドバンスト・メディア>
社名 |
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株式会社アドバンスト・メディア |
代表者 |
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代表取締役会長 鈴木 清幸・代表取締役社長 長谷川 一行 |
本社 |
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東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館6階 |
URL |
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http://www.advanced-media.co.jp/ |
設立 |
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1997年12月 |
資本金 |
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43億77百万円(143,602株)(2008年9月末日現在) |
事業内容 |
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◆AmiVoice® を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューション事業」
◆AmiVoice®を組み込んだアプリケーション商品を提供する「ライセンス事業」
◆企業内のユーザや一般消費者へのサービスにAmiVoice®を提供する「サービス事業」
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■アドバンスト・メディアについて
アドバンスト・メディアは、独自の音声認識等の技術AmiVoice®により、"声"で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。AmiVoice®音声認識エンジンは、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、すぐに音声入力できます(不特定話者対応)。医療・教育およびエンターテインメント・議事録・コールセンタ・ビジネスソリューションの分野で主に利用されております。例えば医療分野においては、導入施設が2,700を超えるまでとなり(2008年9月末現在)、医療診断の効率化に貢献し、その導入効果が高く評価されています。
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【本件のお問い合わせ】
■株式会社アドバンスト・メディア
■クオリカ株式会社
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【Copyright・商標】
Copyright 2008 Advanced Media,Inc. AmiVoice®およびロゴマークは、アドバンスト・メディアの登録商標です。 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
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