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クオリカ、社員のやる気とパフォーマンスを引き出す“Thinオフィス”を最新ICTで実現
- コラボレーション、セキュリティ、BCPを強化し、エコなオフィス環境を整備 -

2012年02月09日

報道関係各位
クオリカ株式会社

 ITホールディングスグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:西田光志、以下クオリカ)は、この度の本社オフィス移転を機に、社員のやる気とパフォーマンスを最大限引き出し、クオリカの競争力強化を実現する為のワークスタイル革新を目指して、最新のICT技術を活用した“Thinオフィス”を実現しました。

 ※ “Thinオフィス”
    様々な最新ICT技術とオフィス環境を融合し、シンプルかつ効率的で、社員の働きやすさを追求した
    クオリカの次世代オフィス環境のことです。

 クオリカは、新オフィスの設計コンセプトを「ワークプレイス」「コラボレーション」「ユビキタスオフィス」「エコロジー」の4つのキーワードで検討を行い、社員間のみならず、お客様、パートナ企業との活発なコラボレーションを促進するとともに、オフィス活用効率の向上や、利便性向上とセキュリティ担保の両立、社内システムの管理コストの削減、災害への対応力の強化、さらに、低電力消費とペーパレスによる自然環境への貢献も果たしています。これらを実現するICT技術として、“仮想デスクトップ技術”と、コミュニケーションツールを一つのシステムで提供する“ユニファイドコミュニケーション(UC)”、OSもデータも端末に持たない“ゼロクライアント”を活用し実現しました。

 新オフィスは、クオリカの企業理念「QUALICA Way(※)」を体現しており、クオリカがこれまで以上に、お客様に絶えず新鮮な価値を提供するだけでなく、それを生み出す社員が生き生きと活躍することで、ステークホルダー(顧客・社員・取引先・株主)の信頼と期待に応える事のできる環境を提供する事を目指しました。今回のワークスタイル改革は、新オフィスのみならず、他拠点にも適用していく予定で、2012年度にはすべての拠点を仮想デスクトップ+ユニファイドコミュニケーションの環境に移行する予定です。また、国内の全拠点への展開終了後には、海外現地法人やオフショア・パートナーへの拡大も予定しています。
 さらに今回の新オフィス移転で得たオフィス設計やICT技術ノウハウを活かし、当社のようにワークスタイルの変革を求めているお客様に対し、オフィス改革の提案をしていきます。

 ※ クオリカの企業理念「QUALICA Way」
   「QUALICA Way」について詳しくは、下記のURLをご覧ください。
   https://www.qualica.co.jp/company/idea.html

<新オフィスコンセプト>

ワークプレイス: 思考、討議、提案など働くシーンから考えたオフィスレイアウトを採用

 全席フリーアドレスを採用し、通常フリーアドレスで用いられるノートPCではなくゼロクライアントと仮想デスクトップを全面的に採用しました。社員は自身の端末を持たず、社内のどの席にいてもその場にある端末にログインすることで、自身のデスクトップを利用することが可能となりました。また、会議室や会議スペースなどすべての場所に端末と大型ディスプレイを設置しているため、紙資料を用意したり、PCを会議室に用意したりする必要がなく、利便性とセキュリティを両立し、コスト面でも優位性を確立することができました。
 また、フリーアドレスと仮想デスクトップの採用により、オフィス全体の活用効率を従来の3割程度向上させつつ、社員間の情報交換、連携、協働を活発にする為のフリーミーティングスペース「コラボレーション・ゾーン」を、従来比2倍にまで多く配置することができ、社員がより協働できる環境が整いました。

コラボレーション: 社員間、お客様、パートナ企業とのコラボレーションを生む
             ユニファイドコミュニケーションを導入

 社員同士、お客様、パートナ企業などと活発なコラボレーションを促進する事を目的に、ユニファイドコミュニケーション・ツールを導入しました。今までのメール、電話の連絡手段に加え、ビジネスチャットやプレゼンス(在席確認)、Web会議などの機能をシステムに実装しています。さらに、内線通話をIP化し、仮想デスクトップ上のソフトフォンや社員個人の携帯電話と連携を図ることで専用電話機の設置を極小に抑え、各機能をシームレスに、どこでも利用できるコミュニケーション環境を整えたことでコスト削減も実現しました。
 ユニファイドコミュニケーション・ツールには、シスコ・システムズ合同会社(以下Cisco)の「WebEx Connect」を採用しており、ユニファイドコミュニケーションと仮想デスクトップの組み合わせを本格的に採用した例は世界的にも類を見ない事例となっています。

ユビキタスオフィス: いつでもどこでも仕事ができるリモート環境でBCPに対応

 電力不足が予想された昨夏のBCP(事業継続計画)対応として展開した仮想デスクトップを新本社オフィスでもさらに範囲を広げて活用しています。いち早くBYOD(Bring Your Own Device)に着手し、自宅を含む社外からの仮想デスクトップの利用端末として、iPad等個人所有のアクセス端末の利用を許可しています。これによりコスト抑制を実現しながら、仮想デスクトップ環境と認証ソリューションの導入によりセキュリティも確保しています。
 仮想デスクトップソフトウェアには、ヴイエムウェア株式会社(以下VMware)の 「VMware View」と、SSL-VPNによる暗号化には、F5ネットワークスジャパン株式会社(以下、F5)の「BIG-IP® Edge Gateway™」、端末の認証には、CA Technologies(以下、CA)の「CA Arcot WebFort」をそれぞれ用い、社外にいながらにして、いつでも、どこでも仕事ができる環境を整備しました。

エコロジー: 大型モニタとゼロクライアントで、低消費電力とペーパレスを実現

 “OSの存在しない”ゼロクライアント端末は、OSが無い事で起動時間が極小化されるため、端末起動にかかる消費電力も低減されるとともに、端末管理や設定、セキュリティ対策等による管理コストも大幅に削減する事が可能となりました。電力消費量では、従来オフィスと比較して3割の削減がなされています。
 また、24インチモニタ一体型のゼロクライアント端末を各席に設置しており、広大なデスクトップをユーザに提供する事でペーパレス化を促進しています。大型モニタの採用により、今までのノートPCの小さな画面と比較し、社員の生産性も向上しています。
 ゼロクライアント端末には、エンドユーザ環境に必要な機能を集約、簡素化するため、VMware Viewで利用しているプロトコルであるPCoIP環境に最適な専用端末として日本サムソン株式会社(以下SAMSUNG)のゼロクライアント端末「NC240」を400台採用しています。


Fig.1 新本社オフィス ITインフラ・コンセプト

Fig.2 新本社オフィス コラボレーション・ゾーンでの打合せ風景

Fig.3 新本社オフィス ワークスタイル変革を支える最新ICT技術

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