QUALICA - クオリカ株式会社 -
Quality for Industrial and Commercial Advantage
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掲載日: 2007/5/24


平成19年5月24日
報道関係各位
クオリカ株式会社

HP CCIを活用した
「クオリカ・ビジネス・クライアント・ソリューションQuaBiz」
7月から提供開始


−シンクライアント・システムをASPで提供し、効果的なセキュリティ対策を手軽に実現−


 クオリカ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:藤宮 宏章、以下クオリカ)は、日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小田 晋吾、以下日本HP)のCCI(Consolidated Client Infrastructure)を活用したBladePC ASPサービス「クオリカ・ビジネス・クライアント・ソリューション QuaBiz(クオビズ)」(以下QuaBiz)の提供を7月1日から開始いたします。

 QuaBizは、シンクライアント・システムを月額料金で利用できるASPサービスです。ASPによるサービス提供のため、企業は初期投資を抑え、手軽にシンクライアント・システムの導入が可能になります。本サービスでは、クオリカのデータセンタに設置されたセキュアなBladePCをリモートで利用することにより、導入企業に高いセキュリティのIT環境を提供します。また、BladePCの管理やシステム障害対応も本サービスにて実施するため、企業のIT管理者のPC管理業務負担も軽減できます。QuaBizは、Windows(R) XP Professionalのデスクトップ環境を提供しますが、今後はWindows Vista(TM) Businessのデスクトップ環境にも対応していきます。

 現在、企業内情報システムにおいては、内部統制をはじめとするリスク対策がシステム導入、改善のトリガーになっており、中でも台数が多く、情報漏洩の経路になりやすいクライアントPCへの対処が課題となっています。シンクライアント・システムはクライアント端末にユーザ・インターフェイス(画面描画、キーボード、マウス)だけを持たせ、アプリケーションやデータをデータセンタに集約、一括管理できるシステムのため、セキュリティの強化や内部統制にも有効なソリューションとして注目を集めています。しかしながら、初期コストや導入、管理の難易度など様々な理由により、その導入は大企業に限定されている現状がありました。

クオリカでも、これまで既存顧客からクライアントPC環境について以下のような課題・意見を集約してきました。
エンドユーザ側の課題としては、
 ・PCは難しすぎる
 ・管理しきれない
 ・壊れたら復旧が大変
 ・情報共有がしにくい
一方で、情報システム部門側の課題としては、
 ・想定外のアプリケーション利用が多い
 ・運用管理のコストと工数が多い
 ・情報漏洩等でのセキュリティへの懸念
などが主な課題でした。

 QuaBizは、このような課題の解決策として提供開始するサービスです。本サービスを導入することで、企業は情報システム全体で「初期投資の軽減」、「システム管理の簡便化」、「端末のデータレス化」、「セキュリティ向上」などを実現できます。これにより、導入企業は日本版SOX法などの新たな法制度および、情報漏洩といった情報セキュリティ問題への対応が可能になります。

 クオリカは、初期コストの高さやシステム移行・管理の難易度などを理由に、シンクライアント・システムの導入を見送っていた中小企業を主なターゲットとして、4年目(2010年度)に契約台数10,000台、売上規模20億円を目指します。すでに自社データセンタ内で機器の構築などサービス提供環境の準備を進めております。今後は、VPNサービスや自社製タッチパネル情報端末「WebLight」など、多様なソリューションを武器に、ワンストップでそれぞれの企業に合ったビジネス・クライアント・ソリューションを提供していきます。


■「QuaBiz」提供概要
1)標準サービス BladePC環境の利用、1社あたり1つのマスターイメージ利用、サービスデスク、予備機による故障対応
2)標準サービスに含まれる提供機器 BladePCと管理サーバ群
※オプションとして各種シンクライアント端末(デスクトップ型、ノート型、タッチパネル型)を用意。(既存資産のPC端末流用も可能)
別途個人プロファイル管理、共有ファイル保管用にファイルサーバ、Active Directory(R) が必要です。
3)最低契約台数 10台から(10台単位で増設可能)
4)ご契約期間 1年(1年毎自動更新)
5)参考価格 BladePC 1台あたり11,800円/月(100台契約時、消費税別)
(※別途初期設定費用が必要)

※サービスイメージは添付の構成イメージ図をご覧下さい。


■日本ヒューレット・パッカード株式会社 パーソナルシステムズ事業統括 執行役員
  マーケティング統括本部長 松本 光吉氏からのエンドース

日本HPは「QuaBiz」の発表を歓迎いたします。昨今、業種や規模を問わず、リスク対策はビジネス遂行上必須になっています。特に、専任のクライアント管理者がいない企業や、初期投資額がネックとなり導入を見送っていた中小中堅企業のお客様にとって、HPのBlade PC環境を手軽に導入できる「QuaBiz」は、最適なソリューションであると確信しています。

■マイクロソフト株式会社 OEM統括本部 執行役 本部長 香山 春明氏からのエンドース
この度は、日本HP様のCCIを活用した新しいビジネス・クライアント・ソリューション「QuaBiz」の発表、誠におめでとうございます。 Windows(R) プラットフォームで稼動するBlade PCとActive Directory(R)などのマイクロソフトテクノロジーの組み合わせにより実現されるクライアント環境や、最新の技術により更に強固なセキュリティや業務効率の向上を実現するWindows Vista(TM)への対応を予定しているクオリカ様のソリューションが、これからのビジネスクライアント市場において求められる有効なソリューションであると考えております。

■日本HPのCCIについて
今回クオリカが採用した、日本ヒューレット・パッカード株式会社のCCI(Consolidated Client Infrastructure)は、本来PCが持つ機能を分解し、仮想クライアント環境として再び全体最適なシステムへ統合化するもので、シンプルに構成された各コンポーネントは、いずれも標準的な技術が採用され、モジュール化されています。CCIは、よりセキュリティを強固なものにするWindows(R) XP Professional、Active Directory(R)、Remote Desktop ProtocolといったMicrosoft(R)の製品・技術を利用しており、ユーザ数やシステム負荷の変化に合わせて柔軟かつ迅速な拡張が可能なクライアント統合ソリューションです。クオリカの顧客での構築実績を有すること、既存製品、保有技術との親和性が高いこと、世界シェアの実績も高く、国内での将来性も高いことにより共同で展開することになったものです。

* Microsoft、Windows、Windows VistaおよびActive Directoryは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


◆本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先
クオリカ株式会社  ビジネス本部営業推進部 斉藤 俊也、根来 洋行 
TEL:03-5857-8165   
E-mail:quabiz_sales@qualica.co.jp

◆本リリースに関する報道関係からのお問い合わせ先
クオリカ株式会社  経営企画部  林 正雄
TEL:03-5857-8122   
E-mail:masao_hayashi@qualica.co.jp





添付資料

    「クオリカ・ビジネス・クライアント・ソリューションQuaBiz」の構成イメージ図



■利用業種と利用例
-製造業----コールセンターの業務端末、工場端末
-医療・製薬業-----カルテ等個人情報取扱い端末、研究開発用端末
-金融業----個人情報の取扱い端末、ディーリングルーム用業務端末
-小売・流通業----個人情報の取扱い端末、店舗端末
-学校・自治体----個人情報の取扱い端末、キオスク端末、学習用端末


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