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クラウド型AToMsQubeを導入し、国内外拠点の受注出荷・在庫・売上等を一元管理。きめ細かいサポートでシステム構築・運用がスムーズに。

生産部品製造販売・卸売業 郷商事株式会社様

お客様の業界の言葉でやり取りができる業務知識と高いサポート力が導入の決め手。

掲載日:2014年06月09日

システム導入の背景と課題

世界各拠点間の情報の共有化が急務

郷商事株式会社(以下、郷商事)は、国内12カ所、欧米、アジアなど海外16カ所に拠点と関連会社を構え、建機・農機・産業機械メーカー等に生産部品を供給する商事会社です。国内外で各種部品を仕入れ販売する商事・貿易部門に加え、顧客ニーズに合わせた装置や端末を設計開発する生産部門も合わせ持っています。コマツを始め、建機、農機、電機等の国内主要メーカーと取引し、各企業に対し、グローバルに部品を供給しています。
しかし、郷商事ではグローバルに事業を展開する商事会社ならではの問題を抱えていました。全拠点の受注出荷や在庫、売上、生産計画などを管理する生産管理システムを導入していなかったため、情報の共有化に課題があり、国内外の顧客へのスピーディーな対応が十分になされていない状況でした。
ヨーロッパの拠点であるドイツのGOH EUROPE GmbHの代表者、迫田菊男氏はこう話します。
「例えばヨーロッパに工場を持つメーカーからある部品の手配を依頼された場合、GOH EUROPEから日本の本社に問い合わせ、そこからさらに国内外の拠点に在庫を確認するとなると、実際の発注までに10日~2週間はかかります。それに対し、全社的な生産管理システムが構築されれば、品番を入力するだけでどこに在庫があるかがわかり、その場で発注することも可能になります。GOH EUROPEでは以前から本社に対し、早急に共通フォーマットのシステムを導入してほしいという要望を出していました」(迫田氏)

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AToMsQubeの評価点

低コストで自社に合ったクラウド型システムを実現


GOH EUROPE GmbHの代表者、迫田菊男氏(右)と
本社建産機事業部海外業務グループの村上雅浩氏

本社でも全社的な生産管理システムの必要性を認識し、検討を開始。様々なシステムを比較する中、AToMsQubeに白羽の矢が立ちます。選定した理由を、郷商事本社建産機事業部海外業務グループの村上雅浩氏は次のように話します。
「パッケージでありながら、ユーザーの要望通りのカスタマイズが可能で、初期導入コストを抑えながら早期に導入できること、ランニングコスト面でも他のパッケージに比べて費用を抑えられること、クラウドサービスにより、サーバーやデータのバックアップ、稼働監視などもワンパックで提供されることなどが優れている点。特にクラウドサービスを活用することで、パソコンが1台あれば、海外のどの拠点にいても、各拠点の最新の受発注や在庫のデータが瞬時に確認できる点が魅力でした」(村上氏)
また、AToMsQubeは最大の取引先であるコマツの受注データ取込み機能を標準搭載していることも選定を後押ししたといいます。取引先とシステムを共通化させることで、受注や出荷の情報共有をしやすくなり、連携させることによって、コマツの生産計画などの情報も得られるようになるからです。
郷商事では、2012年4月、まず世界で最も部品の取引量が多い中国の拠点にAToMsQubeを導入。その後、本社、インドネシア、ヨーロッパ、タイ(バンコク)と国内外の拠点に順次導入を図っていったのです。

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導入時のポイント

導入時間の短縮と高いカスタマイズ技術

導入プロセスでは、「クオリカの対応力の高さがポイントだった」と、迫田氏と村上氏は異口同音に指摘します。「クオリカは建機や電機、産業機械メーカーへの導入実績が多く、業界特有の考え方や言葉、言い回しを熟知しています。例えばコマツの社内用語などへの理解も深いです。だから私たちとのやり取りや議論も最初から非常にスムーズ。システムの導入ではエンジニアが導入先の業務を理解することに時間がかかるケースが多いのですが、その部分を短縮できるメリットは大きいです」(村上氏)
「導入に漕ぎ着けるまでは自社特有の追加項目・機能を加えるなど、多くのカスタマイズを重ねました。商事・貿易会社に不可欠なインボイス(納品書)の項目を加えたり、オーダーシートの内容を変えたりするなど、それらは多岐にわたります。特に海外では必要な要件が国内とは異なる場合があり、国やエリアに合わせた改良が必要になります。国内外の事情に合わせ、柔軟かつスピーディーに改修できることも、AToMsQubeとそれをカスタマイズするクオリカのエンジニアを高く評価できる点です」(迫田氏)

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運用時の優位点

コミュニケーションを重視し、高いサポート力を発揮


郷商事の迫田菊男氏(中央)と
クオリカ・アトムズ室主任の竹内和也(左)、
営業グループの石飛裕基 
※所属部門は取材当時

導入後、実際に運用する段階でも、特筆すべき点があったと、郷商事ではみています。それはサポート力が非常に高いということです。
「日本とGOH EUROPEがあるドイツとの時差は8時間。私たちが出勤する頃、日本は夕方なので、クオリカに問題点などを問い合わせても返答は翌日か2日後になるのではと危惧していました。しかし、実際は同日に何らかの回答が返ってきます。これは大変心強いことです」(迫田氏)
郷商事へのAToMsQube導入の責任者であるアトムズ室主任の竹内和也はこう話します。「私たちが海外に導入する際に最も重要視していることの1つがサポート。導入時には業務フローと照らし合わせた操作方法の教育とともに、顧客ユーザー一人ひとりとのコミュニケーションにも力を入れています。それによって関係性を築ければ、ちょっとした問題が生じた時も気軽にメールで問い合わせをいただけるようになります。遠い海外であるからこそ、この関係性が重要で、郷商事様とはそれが上手く築けていると思います」(竹内)
サポート体制はユーザー企業にとって最も不安な要素の1つであり、不十分であると一番不満を抱きやすい要素でもあります。「使っているのはシステムですが、実はその裏で支えている人とのコミュニケーションが円滑でないと運用は上手くいきません。サポート体制がしっかりしていることはAToMsQubeの優れた点」と、迫田氏は評価しています。

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導入後の効果

タイムリーな発注とヒューマンエラーの低減


GOH EUROPEのスタッフ

郷商事ではAToMsQube導入から約2年が経ち、そのメリットを日々のビジネスで実感しているといいます。例えば、東京の本社でコマツから部品を受注した場合、その受注データはAToMsQube上で世界の各拠点と共有されているため、GOH EUROPEがヨーロッパの仕入れ業者にタイムリーに発注できるようになっています。また、GOH EUROPEがヨーロッパの工場から部品を受注した場合も、本社や中国、東南アジアの拠点のデータを確認し、即座に発注をかけられるようにもなり、調達時間の大幅な短縮化が実現しています。
あるいは、受発注データなどはクラウドで一元管理されているため、従来のようにメールでデータをやり取りしたり、受け取ったデータを再度表計算ソフトなどに入力したりする必要がなくなり、ヒューマンエラーの低減にも役立っています。「自分自身、管理者として今まではスタッフから報告される数字を、表計算ソフトに入力して売上げや仕入れの管理をしていました。けれど、今は日々スタッフがAToMsQubeに直接入力しているので、手間が省けています。今後はAToMsQubeのデータを本社への月次報告に使ったりすることも視野に入れています」(迫田氏)
AToMsQubeのクラウド機能により、各拠点が1つにつながった郷商事。部品メーカー、商社間の世界を舞台にした競争が激化する中、精度とスピードを強みにした新しい体制は、ビジネスの展開力の向上に寄与することでしょう。

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お客様のプロフィール

会社名 郷商事株式会社
http://www.gohshoji.com/
所在地 東京都中央区八丁堀2-11-2
設立 1955年3月
資本金 4億円(2008年1月現在)
売上高 349億円(2013年3月現在)
従業員 166名(関係会社含む総数700名、2013年3月現在)
事業内容 建機・農機・電機関連部品販売、電子機器設計開発

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お問い合わせ先

営業統括本部 サービス営業部
TEL:03-5937-0741
FAX:03-5937-0803
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